我が人生最悪の72時間:無期限延長戦① クボタのショベルカー・バックホーを動かそう前篇: バッテリーを充電してみよう

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我が人生最悪の引越しを72時間で終え、岐阜から東京に戻ったのが8月の22日。

突然の父親の訃報(とほう)を受けたのが同日。

岐阜の新居を経由し、急遽千葉へ駆けつけたのが8月の24日。

父親の葬儀を終えたのが8月の26日。

これでやっと岐阜の新居に戻り、山積みの荷物を片付けられると思いきや。

大量にある親父の遺品整理で千葉に釘付け、またもや新居帰還の夢が遠のいた山羊山です。

遺品整理の前に、岐阜の新居に戻って自分の荷物を整理したいのですが。

本日は大量にある遺品のひとつ、クボタのバックホーを動かして行こうと思いますよ!

クボタのバックホーとは

ユンボとか、ショベルカーと言ったら通じやすいでしょうか。

クボタが出してるショベルカーです。

こんなやつ。

株式会社クボタ さんHPより
https://www.kubota.co.jp/product/machinery/products/mb/U008_10/

うちのはなまら古くてオレンジ色ですが。

今はエメラルドグリーンが主流のようですね。

個人的には、オレンジ色の方が好みですが。

本来は何の用途なのかは知りませんが、土をすくったりすくった土を土砂っと撒いたりするのを工事現場的なところでたまに見かけますね。

こんなんも処分してかなきゃならんのですよ。

売るにしても、とりあえず動くかどうか試してみます。

セルは回った

キーをさして電源をONにしたらランプがついた!

俺、意外と重機もイケるやん!

スタートに回したら、セルがキュルキュル回った!

やっぱり俺、重機もイケるわ!!

でもエンジンはかからない!

セルの回転はどんどん弱くなり、最終的にセルすら回らなくなってしまいました。

やっぱ俺、重機とかダメだわ!!

諦める、諦めない

別にここで終わりにしてもよかったんですけどね。

だってだって。

車だってエンジンかからなくなったら車屋さんに持ってくじゃないですか。

だからクボタのバックホーだって、動かないんだったら修理屋さんに持ってきゃいいんですよ。

でもですね。

なんかね、挑戦してみたくなったんですよね。

車が動かなくなったら即諦めるのに、クボタのバックホーになると自分で直して見ようと思っちゃうこの現象に何か名前はあるのでしょうか。

山羊山、クボタのバックホー直しますよ。

原因はバッテリーなのか

セルモーターが最初はキュルキュル動いたのが、すぐに弱った挙動を考えますと。

原因は単純にバッテリーがなくなっただけじゃねえかと山羊山は予想します。

言っても僕の知識ではそれくらいしか思い浮かばないわけですが。

バッテリーあがりであって欲しい。

バッテリーあがりじゃなければ、万策尽きて困る。

バッテリーを満タンにすれば直るのでは。

原因がバッテリーあがりなら、充電もしくは交換で対応できるはずです。

そしてそれくらいならDIY素人の山羊山でもできそうです。

まずはバッテリーの充電を試してみます。

親父の遺品の中に、BALのバッテリー充電器がちゃんとありましたよ!

サンキュー親父!

ってかむしろ今の状況はお前のせいなんだがな!

バックホーに載っていたバッテリーは12v。

BAL2708が示す電圧は11.6V。

これは、鉛バッテリーで言うと、残量が40%~60%を示す数値です。

どこかで「鉛バッテリーは50%までしか使っちゃダメ」という注意書きを読んだ記憶があります。

なんでも、50%を下回るまで使うとバッテリーが劣化しちゃうのだとか。

いずれにせよ、これは早急に充電をしたほうが良さそうです。

取り敢えずメンテナンスモード

BALの2708にはメンテナンスモードというものがあります。

こういうのがあると、よくわからんがやっといた方がいいんじゃねーかって気がしませんか。

というわけでメンテナンスモード・オン!!

朝から夕方までやってみましたが、なんかずっとメンテナンスモードのまんま。

メンテナンスモード終わらないんだが

さすがに一晩やれば余裕で終わると思ってましたが。

朝見ると、それでもやっぱりメンテナンスモードのままです。

僕はケチで貧乏でバカでスケベな魔法おじさんですから、こんな一晩中バッテリー充電器とか動かしてると「電気代いくらかかるん?」とか気になっちゃうわけです。

充電開始

メンテナンスモードに意味があったのかはわかりませんが、結局メンテナンスモードは諦めて充電開始。

充電する際に流し込む電流の量を選べる「電流選択」という機能があります。

これはバッテリーのAH(アンペア・アワー)の10%が適量だそうです。

親父のバックホーに積んであったバッテリーは、ACDelcoのExpert:E130E41です。

AHは92となっています。

ところで、AHって、なに?

AH(アンペア・アワー)とは。

AH(Ampere Hour)とは。

時間率(HR)が示す時間内に、取り出せる電力です。

なるほど。

意味はサッパリわかりませんね。

じゃあHR(アワー・レート)とは。

Hour Rate(時間率)とは。

結局、こちらも真の意味を理解できず。

ほいでこれは僕なりの理解ですが、単に「時間率で示す数字の時間バッテリーを動かすよ」ってことだと思います。

例えば「5HR」だったら、「5時間バッテリーを動かします」ということ。

「12HR」だったら「12時間バッテリーを動かします」ということ。

※「バッテリーを動かす」とは、「バッテリー繋いで電気を使う」ということです

つまりAHとHRとは?

AHをHRで割ると、1時間あたりのアンペアが算出できます。

バックホーに積んであったACDelcoExpertのE130E41だと、

92AH ÷ 5HR = 18.4A

ということになります。

実はこの数字の意味もよくわかってないんですが、数式の意味から考えると、

「このバッテリーで5時間以上持たせたいなら、使える電流は1時間に18.4Aまでだよ」

っていう意味ですよね。

ほいで、消費電力(W)は電圧(V)x 電流(A)で出せますから、

12v x 18.4A = 220.8(W)

つまり、このバッテリーは、

220wの電気製品を、5時間使えるバッテリーですよ

ってことですかね。

5Aで充電開始

AHとHRに関してまだまだ???なところもありますが。

でもまあ元々何が知りたかったかと言いますと、BALでバッテリー充電する際に、充電電流を何アンペアに設定すればいいのか、って話でしたよね。

なので、結局AHとかHRとか、真の意味での理解は出来ませんでしたが、

92AHの10% = 充電電流約9A

というのがわかったのでよしとします。

BALの充電器2708には9Aという選択肢はないので、5Aか12Aになります。

12Aだと適量の9Aを超えてしまい、ヘタに爆発されても困るので今回は9Aより下の5Aで充電することにしました。

アマゾンのレビューを見ると、結構みなさんあっさり80%とか90%になったりしてるようですが。

何か、このバッテリーは60%と70%を行ったり来たりしてるだけなんですよねぇ。

寝てる間に充電しっぱなしってのも怖いので、夜は繋がず充電をしないことにします。

夜に充電器から外した直後は70%になってるんですが、翌朝見ると60%に戻ってるんですよね。

使い方が間違ってるんですかねえ。

取り敢えずバックホーに繋いでみよう

そんな感じでニ晩様子を見てみましたが。

80%以上にはなりませんでした。

今も充電状態は70%です。

さすがに2日それなりに充電しましたし、電圧も13V超えてるので、取り敢えずエンジンかける分には充分なんじゃねーかと判断して、バックホーに繋いで見ることにしました。

トイマンチーズ・アウトドアでもそうなんですが、Youtubeでバッテリーいじる時に、電極に躊躇なくスパナとかを当てるじゃないですか。

あれ僕いつもヒヤッとするんですよね。

えっ、感電しないの?!って。

でも、中にはみなさん素手でやってる人もいて、平気そうにやってるので、きっと大丈夫なんでしょうね。

僕は未だに恐る恐るスパナ当ててますが。

最初はスパナと電極を一瞬だけ当てて、「バチチッ」と来ないか確認してからじゃないと怖くてできん。

バックホー、無事沈黙

バックホーにバッテリーを繋いで、いざエンジン・オン!!

バックホー、無事に沈黙!!

キーを回しても、今度は各種ランプが点灯すらしなくなっちまった。

やっちまったよ。

やっぱり無理だったんだよ俺に重機なんて。

だって僕、可愛いだけが取り柄の魔法おじさんだもの。

取り敢えずバッテリーの締め付けを確認してみますけどね。

さすがに僕もアホではありませんから、プラスとマイナス間違えてるとか、ないと思いますが。。。

と、ここで僕は気づくんですけど。

ここで僕はとあることに気づくんですけれども。

線斬れてるやん。

バッテリー外す時に、どうやら勢い余って千切ってしまったようです。

仕事を増やすな

建設機械とか重機なんて畑違いもいいとこなので、いつでも諦める気まんまんな僕ですが。

とりあえず「やれることがあるならやってから速攻諦める」スタンスで行こうと思います。

そんなわけで次回、「バックホーのバッテリー断線を直してみよう!」です。

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