我が人生最悪の引越しを72時間で終え、岐阜から東京に戻ったのが8月の22日。
突然の父親の訃報(とほう)を受けたのが同日。
岐阜の新居を経由し、急遽千葉へ駆けつけたのが8月の24日。
父親の葬儀を終えたのが8月の26日。
これでやっと岐阜の新居に戻って山積みの荷物を片付けられると思いきや。
大量にある親父の遺品整理でまたもや千葉に釘付けになった山羊山。
遺品整理の前に、岐阜の新居に戻って自分の荷物を整理したいのですが。。。
まずは数ある遺品の中のひとつ、クボタのバックホー。
バッテリー衰弱からの充電。
そして断線部分を繋いでついにバックホーのエンジンが始動。
再びエンジンスタート。
今度は破裂音もなく、2秒ほどの力強いセルモーターの回転の後に、エンジンが吹き上がります。
かかった!エンジンがかかった!!
エンジンが勝手にかかりましたよ!!
エンジンが無事、勝手に動きましたんで、本日はバックホーの本領発揮、土掘ってこうと思いますよ!
最初に各部の名称から

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%BC
A.バケット
B.アーム
C.ブーム
D.ブレード
E.キャタピラ
これで全部ではありませんが、取り敢えずこんだけ覚えておけば今回はOKだと思います。
アームとブームが少し紛らわしいくらいで、あとはまあまあイケますよね。
用語解説
●引き(閉じ)
バケット、アーム、ブームなどを、手前に近づける動きのこと
●押し(開け)
バケット、アーム、ブームなどを、伸ばす動きのこと
バックホーの操作レバーは6本?
かな?
足元から4本(①~④)、運転席右手に2本(⑤と⑥)のレバーがあります。

①の根本にもう1本ちっちゃいレバーがありますが、なんか動かんしよくわからんからカウントしてません。
⑤が「D.ブレード」の上げ下げ。

ブルドーザーみたいに土を押し出す時とかに使えそうです。
そして動かした感じ、僕の勝手な理解では⑥がアクセルです。
⑥を手前に引くとエンジンが唸りをあげ、奥に倒すと元気がなくなります。
ちなみに、僕のバックホーは、多分壊れているのだと思いますが、キーをOFFのとこに回してもエンジンが止まりません。
なのでこのアクセルレバーを目一杯奥に倒して低回転にして、あえてのエンストでエンジン止めてます。
いいんだか悪いんだか尻ませんが。
最初エンジン止まらなかった時はなまら焦りましたよね。
燃料きれるまでこのまんまっすか?みたいな。
エンジンかけようと思えばかからないし、いざかかったら今度はエンジン止められないっていうね。
なんやねんこのバックホー。
バックホーの操作:レバー①

①を手前に引くと、「B.アーム」を「引き」ます。

①を奥に倒すと、「B.アーム」を「押し」ます。
①を右に倒すと、操縦席が右に旋回します。
①を左に倒すと、操縦席が左に旋回します。
バックホーの操作:レバー④

④を奥に倒すと「C.ブーム」を「引き」ます。

④を手前に引くと、「C.ブーム」を「押し」ます。
④を右に倒すと、「A.バケット」を「引き」ます。
土を掬う時に使えそうです。
④を手前に引くと、「A.バケット」「「押し」ます。
掬った土を、土砂っとぶちまけたい時に使えそうです。
バックホーの操作②と③

②が左キャタピラ。
③が右キャタピラ。

奥に倒すと前進。
手前に引くと後進。
左右のキャタピラがそれぞれ独立して動くというとこが味噌です。
例えば②を奥に倒して左キャタピラ前進、③を手前に引いて右キャタピラ後進、みたいなことをすると、その場でくるくる回ります。
バックホー、発進!!
ビャハハハハハ

ビャハハハハハハハハハハハハハ

ビャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

3段階で徐々に近づいてくる山羊山
エンジンルームのフタはなぜか閉まりません。
昔、ノートパソコンがあと1cmってとこで閉じきらなくって、あれ?あれ?と無理やりグイグイやったら、実はそこにはボールペンがはさまっていて、液晶ディスプレイがビチービチになった過去があります。
そんなトラウマゆえに、何かこうゆうの力任せに閉められないんすよ。
動画はこちら。
ビャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
バックホー楽しい!
バックホーめっちゃおもろいやんけ!
親父さん、ありがとう!
よい機会を、ありがとう!
息子は喜んでいる!!
バックホー、壊れる
楽しすぎるバックホー。
これが私の生きる道なのかも知んない。
なーんて思ったのも束の間。
バックホー壊れる。
油がね、ビチービチに垂れよるんすよ。

トイマンチーズさんトコのアウトドアでもパワーショベルの油漏れは盛大にやっておられましたが。
まさか自分もやることになるとはね。
さすがにDIYは難しそう
バックホーに関しては取り敢えず何でもチャレンジしてみようスタンスな山羊山でありますから、
自分で修理できるかな、と思って、「バックホー油漏れ」でYoutubeの修理動画見てみました。
しかしながら、さすがにこれは、昨日今日重機に手を出し始めた素人さんには荷が重そうです。
プロに修理お願いするとしても、下手すりゃ10万~25万コースだとか。
バックホーめっちゃ乗りたい
僕的には、バックホー楽しかったんで操作覚えたいです。
めっちゃ乗りたいです。
親父が生前、好き放題凸凹にした畑を、平らな大地にするという大義名分もあります。
しかしながら、母親が握っている遺品整理予算から、修理代出してもらえるかしら。
2,3万だったら話は別なんですけどね。
10万だ25万だなんて、6桁いっちゃうとさすがに、躊躇してしまいますね。
バックホー、小休止
山羊山がワイルドにバックホーを操る荒々しい姿をみなさんにはお見せしたかったですが。
さすがに明らかな不具合を見て見ぬフリしたまま乗るのは気が引けますね。
大金払って直して乗るか。
このまま葬るのか。
まだまだ決めかねておりますが、「我が人生最悪の72時間無期限延長戦:バックホー篇」は、そんなわけで一旦小休止とさせていただきます。恐縮です。
代わりと言っちゃなんですが次回、クボタの耕運機・K700を動かそう!篇が始まりますよ。
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