東京から岐阜へ。
夢と希望の詰まった楽しい引越し旅行。
のはずが。
ホンダEveryの軽バンに荷物が入り切らず、岐阜―東京間地獄の2往復、我が人生最悪のお引越しで確定したのが前回の記事です。
タイムリミットはレンタカー返却期限の20時間後。
岐阜から東京に戻り、荷物を積んで、そこからまた岐阜の新居に向かい、荷物を部屋に運び上げ、果たして山羊山は無事に東京に戻れるのか。
戻れるわけ無いってね
できるわけねーだろ!
東京ー岐阜間を3時間程で移動できればワンチャンあります。
しかしながら、僕は仙人でも天狗でもお稲荷さんでもないただの人間なのでそれは無理な話しです。
そして人間は起きていればいずれ眠たくなります。
(めっちゃ眠い・・・)
これはマズい、とサービスエリアに停まり、後部座席で横になります。
が、「ランナーズ・ハイ」「徹夜明け・ハイ」などの亜種、「引越しが絶対に終わらない・ハイ」になっている私は、心臓バクバクで仮眠がとれないという状態に。
運転してると眠いのに、車停めて横になると眠れないってね。
酷い仕打ちだと思いませんかみなさま。
途方に暮れた私は、「どうすりゃええんや・・・」と運転席に座ってしばし放心。
したらいつの間にか寝落ちしてました。
なんやねんw
運転中に眠くなった時は、ヘタに横にならずに、運転席に座ったままそっと目を閉じるのが良いのかもしれませんね。
落ちてた時間は15分。
それでも寝落ち前とは段違いのボルテージ。
みなぎるパワー。
溢れるバイタリティ。
インディアン嘘つかない。
山羊山お尻拭かない。
冴えた目で再出発。
私はもう少し頑張れそうです。
8月21日(2日目)朝 東京到着
岐阜ー東京間はほぼ高速を使いましたが、時短できた感はあまりありませんでしたね。
ETCの履歴がカードの明細に出るまで時間がかかるらしく、正確なコストパフォーマンスで語れないのが残念ですが、韮崎以西は高速使わず下道のドライバーズ・パラダイスでよいと思います。
東京に着いて一息ついたのが21日の8時ころ。
日進レンタカーに電話をかけた記録が残っていました。

この時点で、タイムリミットまで残り12時間。
レンタカー延長
日進レンタカーに電話をかけて何の話をしたのかと言いますと。
レンタカーの延長です。
「レンタルは1泊2日」で頭が凝り固まっておりましたが。
間に合わないんだったら別に無理しないで延長すればいいだけの話じゃないですか。
こんな簡単な話に気づかないって、こういう時、自分ほんとはバカなんじゃないだろうかっておちんこでしまいますね。
運良く車も空いていたので、レンタカー1泊2日から2泊3日に延長です。
タイムリミットも、残り12時間から36時間に爆増。
時間に余裕ができて、凄く気持ちが軽くなったのを覚えています。
こうして、人生最悪の48時間が延長されて、記事のタイトル通り、人生最悪の72時間となったわけです。
いざ、二度目の岐阜へ
軽バンに2杯目の荷物を積み込み、いざ東京から、2度目の岐阜へ。

避けるべき渋滞ポイント、下道でもスムーズに走れるドライバーズ・パラダイスはすでに把握済みです。
苦しい時間もありましたが、ただでは転ばない。
わたしはその都度立ち上がり、強くなるのです。
ガソリン補給。
高かったのでケチケチ1000円作戦。

17:29頃 わたしはここにいたことになります。
元々のタイムリミットが20時。
その2時間半前にまだ長野ですから、やっぱり延長無しではタイムオーバーでしたね。
二時間後にはここ。
ガソリン高ぇええええ。

岐阜に到着
正確な時間は不明ですが、岐阜に着いて、荷物運んで、シャワー浴びて、一息ついたのが22時頃だったと思います。
タイムリミットまで残り22時間。
全工程の4分の3を終えてこの残り時間ですから、非常に余裕たっぷりです。
済:東京→岐阜
済:岐阜→東京
済:東京→岐阜
未:岐阜→東京 ●今ここ
8時間グッスリ寝ても、14時間かけて東京に戻ればOKというのは非常に気持が楽です。
さあ荷物は全て新居に移りました。
あとは事故なく怪我なくトラブルなく、無事に東京へ帰るだけです。
荷物が積み上がっていて少し狭いですが、今日はここ新居に布団を敷いて寝ちゃおうと思います。
ああ、布団っていいですね。
絶望しかなかった初日の憂鬱が嘘のようです。
人間、やっぱりやればできるもんですね。
ここまでくればもうもらったようなモンですビャハハハハハ。
なーんつって、今思うとこの慢心が、何らかのね、一種の死亡フラグだったのかなーなんて、考えたりもしてしまうわけなのですけれどもね。。。
我が人生最悪の72時間:72時間目に続く
荷物を新居に移し終えた私は、いよいよ引越しの最終段階に入ります。
72時間の長い戦いを終えて無事東京に戻れるのか。
次回に続きます。
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