さて以下の文、공항(空港)の後ろに方向を示す助詞って必要ないのかな?ってきになりませんですかねみなさま。
ぼくきになる。
공항 가는 버스 정류장은 건너편에 있어요?
(空港に行くバスの停留所は、向かい側にあります)
例文は 口が覚える韓国語 より
方向を示す助詞-로/으로
まずは方向を表す助詞-로/으로のおさらいです。
NHK出版 これならわかる韓国語文法
格助詞 より
-로/으로
方向を表す「~へ」「~に」
主に移動を表す用言とともに用いられ方向を表します
「~に行く」という意味で使われる、意味も見た目も似ている「ー을/를」という助詞もあります。
しかしながら、こちらは「目的地・方向」ではなく「行為に向けた移動」を表す助詞なのでちょっとだけご注意ですよ。
バイトに行く→行為→:ー을/를
旅行に行く→行為→:ー을/를
空港に行く→目的地:-로/으로
駅に行く→目的地:-로/으로
助詞の省略
そして本日の本題。
助詞は省略可能なのか。
NHK出版 これならわかる韓国語文法
文法的な特徴 より
主語や助詞は文脈上明らかであれば、明示しなくてもかまいません。
ヤッホーイ!!
以上を踏まえまして。
本日の例文を見てみましょう。
공항 가는 버스 정류장은 건너편에 있어요?
(空港に行くバスの停留所は、向かい側にあります)
「~に」あたる助詞がなくても、「空港行くバスの停留所は・・・」なんつって意味は通じますよね。
こんなとき、助詞はまあまあ省略してもいいよってことです。
ウェイヨー!!
と、いうわけで。
省略okとは言へ。
私達韓国語学習者は、最初のうちは省略しないでしっかり助詞も使っていくのがよいと思います。
じゃあ何でこんな記事書いてんのって話なんですが、何でかって言うと、それは何でかって言いますと。
現地の人との会話では、ガンガン助詞を省略してくる人がいるかもしれないからです。
そんなときでも、「助詞の省略」を知識として知っておけば、「本来助詞が必要なとこだけど、この人は省略してるんだな」みたいに柔軟に対応していけるわけですねー。
今日のお話は頭の片隅にでも入れてくだされ。
そんなわけで以上、韓国語の助詞は省略されることもあるよ!でした。
本日の参考図書
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