カンボジアはプノンペン商業銀行でドル預金を12年間放置した結果:第一夜

資産防衛
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私は今、文化的で洗煉された世界見聞を控え、中部国際空港に向かっとります。

飛び先はカンボジア。

の、首都プノンペン。

人質にとられたドル預金をカンボジア政府から奪い返すため、わたしは国家権力にも立ち向かってゆくわけでございますよ。

前夜祭の様子はこちらから。


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夜中の3時に自宅マンションを出発

雨(というか雪)の予報が少し心配でしたが、幸いなことに雨も雪も降ってません。

仄暗い道を岐阜駅に向けて歩きます。

時刻は午前3時過ぎ。

そんな時間に電車動いてんのかいなと思うのかもしれませんけれどもねみなさん。

僕のお家、最寄り駅まで徒歩2時間なんですよ。

 

最寄り駅まで徒歩2時間って、なに?

まあ、うんこみたいな家賃の安さに絆されましてね。

岐阜の田舎のマンションに引っ越ししたのですよ。

当時の壮絶な様子はこちら。

スーパーとかドラッグストアは徒歩10分とかの距離にあるので日常生活に支障はないのですが、

病院とか歯医者とか役所とかメガネ屋とか、

日常からちょっと外れた事しようとするとバスが必要になります。

なので今回のように、徒歩2時間の距離にある駅まで行こうとなると、当然バスに乗る必要があります。

しかしながら、始発電車より早く動いてるバスとか普通はないわけでして。

つまり、始発電車に乗ろうとすれば、2時間駅まで歩かなきゃいけないわけですよ!

 

ちょっと盛ってるだろって。

ゴーグルの経路検索で調べたら2時間って出て、

まあこういうのって多少ゆとりを持って出してるんだろって思って歩きましたが、

まじで2時間かかってくさ。

 

早くも筋肉疲労。

2時間かかって名鉄岐阜駅に到着。

踵から着地する時って、スネのとこの筋肉を使うじゃないですか。

つまり、なんかもう脚が筋肉疲労。

絶対これ明日筋肉痛だよ。

カンボジアは時差が2時間だから、22時間後に筋肉痛?それとも26時間後?

時差の計算にはいつも脳味噌を悩まされます。

 

通勤ラッシュを避けたけれども

フライトの時間的に始発じゃなくてもよかったんですが、

プライオリティパスで豪遊する時間を考えると、通勤ラッシュと被ってしまいそうだったので始発にしました。

ガラガラかと思いきや、意外と社畜のみなさまが乗ってました。

お疲れ様です。

日本がみなさまのお陰さまで今日もまわれまわれメリー・ゴー・ラウンド。

 

荷物は機内持ち込み4kg

最小構成2泊3日の弾丸ツアーなため、荷物も最小限です。

4kg。わはは!

お財布とかモバイルバッテリーとかはお手回りポーチで別にありますが、それ入れても6kgほどですかね。

やっぱり荷物は可能な限り小さく軽い方が、旅は楽しく快適になります。

●持ち物
ヒートテック長袖x2
ヒートテック下x1
パンティx2
靴下x2
ウィンドブレーカーx1
半袖Tシャツx1
シャツx1
財布x2
モバイルバッテリーx1
スマフォx1
充電ケーブルx3
クリップボード
ボールペン
シャーペン
ノートPC
Ipad
イヤホン
歯ブラシ
鼻毛カッター

正味のはなし、これで持ち物全部です。

財布は海外現地用と分けてるので2つです。

預け荷物を受け取る必要ないのが嬉しいですね。

 

寒冷地から熱帯へ向かう際の服装

寒い日本から暑い南国へ向かう場合(逆も)、ちょっと工夫が必要です。

寒いからと言ってあまり着込んでしまうと、それがそのまま現地で荷物になってしまうからです。

僕の場合、

・アウターはペラペラのウィンドブレーカー
・ヒートテック長袖を2枚。2日目用の着替えだが、寒かったら重ね着可能。薄いので嵩張らない
・ヒートテック、半袖Tシャツ、シャツ、ウィンドブレーカーの重ね着で寒さに耐える
・現地ではヒートテック・半袖Tシャツの重ね着で行動。荷物としてカバンに入るのはウィンドブレーカーとシャツのみ。
・暑さに耐えられれば、前開きでシャツを羽織ればカバンの中はその分空く

みたいに工夫をして、暑さと防寒とミニマルのバランスを考える必要があります。

まあ、寒冷地とは言え、外で何時間もじっと待つという場面はない(実際無かった)と思うので、多少薄着でもなんとかなります。

 

楽天プレミアムカードの改悪

空港内をブラブラ時間を潰し、10時になったので洋食屋さんに来ましたよ。

THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR

金払って贅沢しようとは思いませんが、タダ(3400円以内)なら死ぬほど食って飲んでやるのさ!ビャハハハハ!!

したら

「楽天のプライオリティパスはラウンジ以外で使えなくなりました」

だってー。

ここで豪遊するために2時間歩いて始発で来たので。

わたしはとても悲しかった。

1月までは使えたらしいです。

1月だったら、洋食屋さんで肉食ってビール飲んで、お風呂屋さんでゆっくりできたのに。

もう楽天プレミアムやめます僕。

 

制限区域内のラウンジで豪遊

レストランで食事はできなかった僕ですが。

まだ使えるところはあります。

制限区域内のラウンジです。

制限区域とは、立ち入りが制限されているエリアです。

つまり、飛行機に乗る人しか入れないエリアです。

搭乗チケットを受け取って、制限区域に入ればラウンジでゴージャスできます。

しかしながら、制限区域で遊ぶには注意点ががあります。

それは、

搭乗時間の2~3時間前にならないと制限区域に入れない

というトラップです。

制限区域内には、搭乗チケットがないと入れません。

そして、搭乗チケットは、チェックインカウンターで手続きをしないともらえません。

そのチェックインカウンターが、搭乗時間の2~3時間前にならないと開かないのです。

さらに、エコノミークラスのチェックインカウンターは大体行列ができます。

その行列が捌けるまで、混んでると1時間とかかかります。

2~3時間という、ただでさえ限られた制限区域内にとどまれる時間が、さらに削られるわけです。

さすがにこれは、プライオリティパスを使わせないようにしてんじゃねえかなって邪推せざるを得ますまい。

 

一般エリアのラウンジ

一応、制限のかかっていない一般エリアにもラウンジはあります。

このエリアにあるラウンジは、ゴールドカードを持ってれば誰でも使えます。

しかしながら、制限区域内のラウンジと比べるとグレードはチンコです。

ビールも紙コップだし、お食事も柿ピー。

試しに紙コップで黒ビールを飲んでみようと思ったんですけど、何か喉を入っていかなかった。

飲み込むのにすごい苦労しました。

なんだったんだあのビールは。

こんなんで腹が膨れてしまうのは勿体ないと、速攻で退出しました。

 

慌ただしくラウンジへ

搭乗時間の2時間半前。

チェックインが始まりましたが、エコノミークラスは行列。

今さら並ぶのも無駄だと思って近くの椅子に座って待っていました。

が、なかなか列が捌けずあれよあれよと結局残り時間は45分。

これじゃラウンジでのんびりできないねえ。

チェックインを済ませ、制限区域内に入って、大慌てでラウンジへ。

おいしいお食事やビールをかっこんで、慌ただしく搭乗口へ。

ゆったりするはずのラウンジがなんとも忙しない。

いやあ、ラウンジって、こういうことじゃない気がするなあ。

 

いざテイクオフ

ビャハハハハ!!

オゾン層!!あれ絶対オゾン層!!CO2!!

ビャハハハハ!!

ビャハハハハ!!

ブレった。


ビャハハハハ!!


ビャハハハハ!!
ビャハハハハ!!

機内食をお見舞いされる

ラウンジでかっこんだご飯がお腹に残った状態でも、機内食は容赦なく提供されます。

2時間ばかしのフライトですから、機内食とか要らないんじゃねーかとか、若干思いますが。

まあ、食べましたけど。

 

首都国際空港で乗り換え

2時間ほど乗り換え時間。

乗り換えでもラウンジが使えます。

が、どこ行けばいいかわらかんくなって危うく北京で出国してしまいそうになりました。

何か機械にサインさせられて、愛想のない、一部のスキも見せない完全防護のおばさん(もしかしたらお姉さん)にコロナ検査やられました。

ほいで、最後の最後に「乗り換えはここじゃないよ」だってー。

乗り換えでもいちいちコロナ検査とかやるのかー

なーんて若干不思議に感じておりましたが。

パスポートと搭乗チケット見せてんだからもっと早く気付いてほしかったん🥺

 

またもタイムリミット

プライオリティパスのアプリでラウンジの場所を探しますが、見つかりません。

空港内の地図とかで案内してくれればいいのですが、テキスト説明だけなんですよね。

結局時間が来てしまったので、ラウンジを逃してしまいました。

なんか損した気分なのは、ぐやじぃ。

 

8時間のフライトは余裕だと思っていたけれど

3時間+5時間の経由便フライト。

経由便ってなんかネガティブなイメージありますけど、僕は8時間ぶっ続けで乗るより分散したほうがいい派です。

が。

5時間のフライトを残したこの状態で、もうすでに疲労感満載。

やはり久々の海外旅行。

だいぶ消耗しているようです。

 

英語の発音の在り方

航空会社はエアーチャイナ。

なのでアテンダントさんも小動物系中国人。

ドリンクタイムが来たので「ワインくれぇ」と頼みます。

したら小動物さんは英語でなんか言ってるんですが、「レイトロ」しか聞き取れません。

窓側の席の僕と、通路でワゴンを押す小動物さんに挟まれて

「レイトロ?」

「レイトロ!」

というやり取りを何度も聞かされて堪りかねたのか、

通路側席の欧米のお姉さんが助け舟を出してくれました。

姉「アフターミール」

なるほど、おそらく「レイトロ」とは、「later」のことだったと思われます。

つまり、小動物さんは「ワインはご飯のあと」と一生懸命説明してくれていたのです。

インドでは語尾のRの発音が「ル」になると聞いたことがあります。

「ギター」が「ギタール」になる、みたいな。

学校の先生の発音が「レイトロ」だったんだろうかなあ

と少し不思議に思ったりもしましたが、英語の発音についてちと考えるきっかけになりました。

例えば英会話のレッスンにおいて、「先生の発音がネイティブに近いか」を重視する空調があります。

しかしながら、まことの意味において、「世界で通用する英語」を身に着けようとするならば、

このようなクセのある英語を聞き取る訓練の方が重要なのではないかな

なーんてなことを考えながら。

食後に出てきた白ワインはおいしかった。

 

持ってけるものは持って降りる

ここでひとつ僕からのアドバイスです。

機内食で、持って帰れるものはその場で食べず、とっといた方がよいです。

例えば、このような袋入りのパンとバターとか。

これは非常食になります。

特に現地へ向かう往路の場合。

現地通貨を持っていない場合があります。

また、国や地域、到着時間によっては、すぐに食料を入手できない場合もあります。

仮に現地通貨を持っていて、さらにコンビニがあったとしても、

長時間の移動で「もういいや」とすべてがめんどくさい状態になっている場合もあります。

実際、僕がそうでした。

プノンペンに到着したら、SIMカードやら買い出しやらしようと思ってましたが、

すべてがめんどくさくて宿直行でした。

宿からもう一歩たりとも出たくない状態で、このパンとバターはとてもありがたい存在だったわけです。

 

12年ぶり、2度目のプノンペン

久しぶりのこの熱気。

わたしは今、12年ぶりのプノンペンに降り立っています。

アライバルビザの列がいくらかばかしでもスムーズに進んでくれていれば、もう少し余裕があったのかもしれませんが。

1時間近く並ばされて私はぐったり。

僕は手持ちのドルを使いたかったので長蛇の列に並ぶ方を選びましたが、

カンボジアは事前にE-Visaの手続きができるので、そちらを推奨でございますよ。

 

Helloカンボジア!!心はいつも、チョムリアップ

無事カンボジアに到着したわたくし。

明日はいよいよ12年前に預けたっきりの3000ダラーを奪い返しにいきますよ!

8時間のフライトと、アライバルビザの行列にぐったりした私は、

パンとバター食べてシャワー浴びて歯ぁ磨いてニンニク注射撃って寝ました。

第二夜に、続く。

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