英語の過去形は、過去形じゃないって知ってます?ぼくしらない。

外国語英語
この記事は約3分で読めます。
当記事の内容には、広告を含みますよ

みなさんは、英語の過去形は、実は過去形じゃないって話を知ってますでしょうか。

何を言ってるのかわからないと思いますが、大丈夫です。

僕もよくわかっていませんから。

捉え難い英語の過去形

前回の続きで、仮定法現在形について話をしようと思ったのですが、

調べていく中で、過去形についての理解が必要だと感じたので、今日の話をねじ込むことにしました。

過去形には、たまに「なんでやねん」と思う挙動をすることがありませんかみなさま。

例えば、

仮定法

とか、

丁寧な依頼

とか、そういうやつです。

この用法は、wouldやcouldでよく見られますね。

ほいで、僕ずーっとモヤモヤしてたんですよ。

なんで過去形にすると丁寧になったり仮定の話になんのかなあ、と。

今日はその疑問をスッキリさせていきたいと思いますよ!

英語の過去形が意味するもの

とんでもない文献を見つけてしまったので、もういきなり見せちまいますね。

中川信雄さん
英文法がわからない!? より

過去形は「遠さ」(distance)を表し、次の3つの意味があります。
①現在からの遠さ→過去形
②現実世界からの遠さ→事実に反する仮定
③相手との関係の遠さ→ていねい表現

なんてこった!

あんだけモヤッてた過去形が、いきなりスッキリしちまった!

なんで過去形なんて名前をつけたんや

たまーに「こんなとっつきにくい文法用語つけたヤツ出てこい」みたいに発狂している人を見かけますが、

英語でも過去形は「past tense(過去の時制)」と名付けられているので、和名をつけた人は悪くないです。

コアイメージは「遠さ」なのに、英語を作った人は何で過去形って名前つけちゃったんですかね。

Distancive(遠離形)とかつけたら、過去形の仮定法とか丁寧にモヤる人も減ったでしょうにね!

以上を踏まえまして。

過去形は、確かに過去時制を表す機能もありますが、

それは「遠さ」を表す核となる機能の一部にしか過ぎないということです。

1.現在からの遠さ→過去
2.現実からの遠さ→仮定
3.相手との遠さ→丁寧

「遠さ」をコアとした3つの機能がわかってスッキリ!

お風呂入って歯磨いてニンニク注射打って寝ようと思います。

と、いうわけで。

過去形のコアイメージを押さえたところで次回、

仮定法現在に挑戦したいと思いますよ!

◆本日の参考図書

英語学習で一番大切なことって知ってます?ぼくしってる。本出してるし

コメント

タイトルとURLをコピーしました