こんにちわ。
ようこそいらっしゃい、このカボス野郎ども。
わたしはと言へば、千葉から戻って岐阜の我が家に1週間ほど滞在しまして。
部屋に運び込んでそのままだった荷物を整理したり、布団干したままホームセンター行ってゲリラ豪雨にやられたり、髪斬ろうと近くのヘアサロンに電話して不愉快な思いをしたりと、久々のマイ・ホームタウンを満喫さしてもらいました。
そしてまた千葉の実家に戻り、今日からまた親父の遺品整理をやっていきたいと思いますよ!
本日は、裏の畑になってた香母酢のお話ですよ。
香母酢(かぼす)
パソコンの変換機能で初めて知りました。
かぼすって、香母酢と書くんですね。
カボス野郎は褒め言葉
だいぶ昔、僕がまだかっこよかった頃の話です。
当時とても仲良くさしてもらってた大分弁全開の女の子がおりました。
「わかっちょう」「知っちょう」「座りよる」とかね、大分にはこんなめんこい女の子がたくさんおるんかぁなーんつってもうメロメロでしたよ僕かぁ。
ほいでですね、何の流れか忘れましたが、その女の子に「このカボス野郎」と言ったことがあるんですよ。
しかしながらその女の子によると、「大分でそれは褒め言葉よ」とのこと。
大分の人に罵詈雑言を浴びせかけたい場合、カボスというキーワードにあまり攻撃力はなさそうなのでご注意です。
そして今日はすだちの話
ここまで香母酢の話ししといてなんですが、今日はスダチのお話です。
こうゆう見た目の柑橘類って、香母酢とかライムとかすだちとかシークヮーサーとかいくつか種類があって結構混同してますよねわたしたち。
ただ、畑に実っているこの緑の柑橘は、香母酢とかライムよりは一回り小さいし、千葉にシークヮーサーは実らねえだろうし、山羊山は消去法でこれはすだちではなかろうかと見ています。
このすだちと思われる果実をブチブチ収穫して、そうめんとかお蕎麦の付け合せに使ったりしているわけなんですよ。
きっかけは斬り倒したすだちの木
とは言へ、すだちとか当初はあんまり興味がなくってですね。
容赦なく斬り倒してたんですよ電ノコで。
ところがですね、1本斬り倒した後に、すごいスダチのかほりが辺りに漂ってるのに気づきまして。
「すだちってこんな香るのか!」って感動して、なんか斬り株にするのがもったいなくなって、斬るのやめて、5個くらい摘んで家に持って帰ったんですよ。
すだち5兄弟ビャハハハハハハハハ
裏の畑に植えておくんじゃなくって、家の近くに持っていきたいなあと移植?しようとしたんですが、想像以上に根が深くって諦めたりもしましたねぇ。
すだちはあまり薫らない。
最初は部屋にすだちがほんのり香ってごきげんだったのですが、なんか、意外とすぐに香らなくなったんですよ。
輪切りにした、あの果実の黄色い部分って、凄いライムのかほりがしそうじゃないですか。
でも、意外とあの果実って香らなくって、鼻を近づけてようやっと香ってくるくらいな超微香なんですよ。
そうなってくると、何が香ってたんだって話になるんですが、香ってたのは、木と実が繋がってた、ヘタの部分です。
ほいでですね、香らなくなっただけならまだ「残念だなあ」で済むんですけど、クンクンすると、何かですね、もてない男子のにほいがするんですよ。
なんだこのにほいは?と思ってゴーグルで検索するじゃないですか。
そうすっと、僕と同じような感想を持ってる人もいたりして。
かぼすってワキガのようなにほいがしませんか?
ほいで、色々観察してみたところ、実を摘んだり木を斬ったり、木の内部の分泌液が空気に触れた直後は香るんですけど、1時間もするとあんまし香らなくなるということがわかりました。
この挙動には、天敵から身を守るためとか、種子を効率的にばらまくためとか、何かしら理由があるのだと思いますが、すだちには「香りの持続性」というのはないみたいですね。
と、いうわけで
9月とは言へ、まだまだお暑うございましたから、さわやか酢橘でいただくそうめんやらお蕎麦やらはなかなか風情があってよろしかったですよ。
畑に生えてる4本のうち1本を切り株にしといてなんですが、酢橘収穫のためもう少し生やしておこうと思いましたよ。
そんなわけで以上、夏の終わりに酢橘汁!でした。
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