韓国語の副詞には、動詞や形容詞を変化させて作るものが多くあります。
ということは、理論上、元となる単語を覚えたら、関連する副詞も覚えたも同然ということですぅぉおおぉぉお!!
というわけで以下の文、副詞形の元の単語は何かわかりますですかねみなさま。
ぼくわかんない。
오늘은 빨리 집에 가야 되거든요.
(今日は家に早く帰らなければいけなくて)
저도 도울 테니까 같이 해요
(私も手伝いますから、一緒にしましょう)
조금 천천히 말씀해 주세요.
(少しゆっくりお話になってください)
덜 맵게 해 주네요.
(あまり辛くしないでください)
例文は 口が覚える韓国語 より
副詞形1:-리
語幹に-리をくっつけて副詞を作ります。
NHK出版 これならわかる韓国語文法
副詞形 より
主に르不規則用言に-리が付きます。
不規則用言の場合は-르다をㄹ리に変えます。
멀다(遠い)→ 멀리(遠く)
다르다(違う)→ 달리(他に)
などがあります。
副詞形2:-이
語幹に이をくっつけ副詞を作りまーす。
NHK出版 これならわかる韓国語文法
副詞形 より
主に子音語幹用言には-이が付きます。
길다(長い)→ 길이(長く)
많다( 多い)→많이(多く)
군다(かたい)→ 군이(かたく)
などがあります。
副詞形3:-히
「●●하다」の하다用言は、語尾を-히にすることで副詞形にできます。
NHK出版 これならわかる韓国語文法
副詞形 より
하다用言は基本的に하다を-히に変えることで副詞形になります。
간단하다(簡単だ)→ 간단히(簡単に)
당연하다(答弁だ)→ 당연히(当然)
열심하다(熱心だ)→ 열심시(一生懸命に)
などがあります。
副詞形4:-게
副詞形1~3に当てはまらなくても、-게をつけると副詞形になるものもあります。
NHK出版 これならわかる韓国語文法
副詞形 より
-리,-이,-히が付かないものはⅠ-게をつけることで副詞形になります。
나쁘다(悪い)→ 나쁘게(悪く)
달다(甘い)→ 달게(甘く)
크다(大きい)→크게(大きく)
などがあります。
以上を踏まえまして。
本日の例文達を見ていきましょう。
1.오늘은 빨리 집에 가야 되거든요.
(今日は家に早く帰らなければいけなくて)
白帝社 標準韓国語辞典 より
빠르다:形容詞(르変格)
速い、速い
빠르다は르不規則用言なので、副詞形は빨리!!
2.저도 도울 테니까 같이 해요
(私も手伝いますから、一緒にしましょう)
白帝社 標準韓国語辞典 より
같다:形容詞
同じだ、等しい
같다は語幹が子音で終わっている子音語幹用言なので副詞形は같이!!
3.조금 천천히 말씀해 주세요.
(少しゆっくりお話になってください)
白帝社 標準韓国語辞典 より
천천하다:形容詞
緩慢だ、ゆっくりしている
천천하다は하다用言なので副詞形は천천히!!
4.덜 맵게 해 주네요.
(あまり辛くしないでください)
白帝社 標準韓国語辞典 より
맵다:形容詞
辛い
맵다は-리,-이,-히が付かないようなので副詞形は맵게!!
ィエーィ。
と、いうわけで。
今日は副詞形の基本ということで、例外や特殊なパターンは省いておりますが。
語尾が「-리,-이,-히,-게」になっていたら「もしかしたら副詞かもね??」なんてな韓国語感覚みたいなものを少しばかしでも感じられるとよいですね。
そんなわけで以上、韓国語副詞形の基本は-리,-이,-히,-게!!でした。
本日の参考図書
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