我が人生最悪の72時間シリーズを無事に終えまして、今日から平常運転でガッチリ固めていこうと思いますよ!
こんにちわ。
今までは電気代が固定のシェアハウスに住んでいたので、ほぼ電気代について考えることはなかったわけですが。
エヤコンなんて当然つけっぱなしで、お陰様で夏の猛暑も冬の凍える夜も快適に過ごさしていただいておりましたよ。
そんな山羊山ですが、このたび岐阜にマンションを借りまして。
何年ぶりかの一人暮らしを始めました。
そうなると電気代を始め水道光熱費等は使った分がモロに自分に跳ね返ってきますから、当然「節電」なんてなことも考えていかなければならなくなるわけです。
本日は、Ankerのポータブル電源「767」と、Renogyのソーラーパネルを駆使して、持続可能なミニマル・ワイルドライフを実現していこうと思いますよ。
ポータブル電源はAnkerの767
ポータブル電源はAnkerの767を7月のアマゾンプライムセールで買いました。
通常30万するところ、セールで19万円!
引っ越しすることだけは決めておりましたが、まだ引っ越し先も決まっていなかった状態。
ポータブル電源が必要となる場面はまだ先のことです。
それでも、このチャンスを逃して、今より高い値段で買うことになったら絶対に絶対に後悔すると思いぅおおおおおおとフライングゲットしたわけなのです。
ソーラーパネルも買ったよ
ポータブル電源だけでもとても有用なアイテムですが、ソーラーパネルと組み合わせるとより便利になります。
なんたって太陽光という無料のエネルギーを電気に変えて、そしてそれを蓄電できるってんだからこんな素敵な話はありません。
Ankerの767と合わせてプライムセールでRenogyの175wフレキシブルなソーラーパネルも買いましたよ!
Anker767お披露目
岐阜のマンションに引っ越しが決まり、かなり際どかった瞬間もありましたが、荷物の運び込みもなんとか完了。
さあいよいよソーラーパネルとポータブル電源をセットアップしていこうという矢先。
親父が死にましてね。
ポータブル電源もソーラーパネルもそのままに、急遽実家の千葉に送還の山羊山。
葬儀や遺品整理やらで、再び岐阜に戻ってこれたのは3週間後。
一応充電100%にして岐阜を出たのですが、戻ってきてメーター見てみたら65%でした。

コンセントとかなーんも繋がず、AC出力も切ってたんですが、やはりこんだけ減ってくんですね。
意外とガジェット系の充電に重宝します
Anker767は2000whの大容量ポータブル電源です。
なので、消費電力の大きい家電で使っていくのかなーってなんとなく思ってました。
しかしながら、実際は意外とiphoneやiPadなど、消費電力の低いガジェット系で大活躍してます。
といいますのも、USB系のポートが非常に充実してるからなんですね。

USB-Cx3
USB-Ax2
ノートPC・スマホ・タブレットを充電していますが、まだポートに余裕があります。
ソーラー充電していこうぜ!
いよいよ、ソーラーパネル開封です。
ポータブル電源はそれなりにいじくったりしてましたが、ソーラーパネルは箱からして未開封でしたから。
じゃーん

早速Anker767に繋いで発電していきますよ!
どうやって繋ぐの
で、2本のケーブルが出てるけど、コレはどうやってANKER767と繋ぐの?
MC4→XT60の変換ケーブルが必要
Ankerのポータブル電源にも、Renogyのソーラーパネルにも、変換用のコネクタとかケーブルはついておりません。
ゴーグルで検索したところ、変換ケーブルを別途用意する必要があるそうな。
すぐに試したかったのに!
変換ケーブルが届くまで、ソーラー発電はもう1日お預けです。
あした天気になぁれ。
Renogyソーラーパネルが発電!!
ワイヤーハンガーと物干し竿を駆使して、間に合せでソーラーパネルをベランダに設置!
宅配BOX指定したのに郵便ポストに投函されていたMC4→XT60変換ケーブルをAnker767とソーラーパネルに接続!
ソイ、ジョイ!!!!

発電!
勝手に発電が始まりましたよ!
オフグリッドとまでは言いませんが、ついに我が家にも、持続可能な永久機関がやってまいりましたよ!
ビャハハハハハハハハ!!
瞬間最大発電量173Wを記録!!
条件が揃えば、なんと173W出ます!

ハンガーと物干し竿でぶら下げてるだけなのにw
Renogyの175Wのソーラーパネルですが、カタログ値に限りなく近い数値が出るって、とても好感が持てますね。
Ankerアプリと連携
Ankerアプリと連携すれば、発電量とか消費電力をこんな画面で確認できます。
これでアホみたいにいちいち本体のディスプレイを写真に撮らなくっても、きれいな画面で発電量をみなさんに自慢できることができますね。

Ankerポータブル電源の致命的なポイント
と、ここまで絶好調だった僕の持続可能な発電蓄電環境ですが。
翌日の朝、致命的な欠陥が発覚します。
それは、Anker767のリレー切り替え音です。
ポータブル電源のリレー音とは
リレー音とは、カチッ カチッ という、スイッチが切り替わるような音です。
ソーラーパネルとAnker767を繋いでいると、このリレー音がですね、特に早朝、空が明るくなってくる時間帯に発生します。
1回で終わるならまあまあ問題は無いのですが、このリレー音がですね、数秒ごと、「カチッ カチッ カチッ」っと、断続的に鳴り続けるわけですよ。
ポータブル電源の設置環境は人それぞれだと思いますが、庶民派の僕はAnker767と同じ部屋で寝起きしております。
そんな近距離でですね、毎朝毎朝カチカチカチカチやられた日にゃあ、そりやまあ睡眠に支障がでてくるわけですよ。
よかれと思ってリレー音
ゴーグルで調べてみたところ、このリレー音は、MPPTという、充電効率を最大にしてくれる仕組みにより発生しているそうです。
本来我々の味方であるMPPTですが、早朝や夕暮れ時など、発電と未発電状態が絶妙なバランスの時間帯に、「入電検知→入電終了」を繰り返し、その結果、この断続的なリレー音が発生してしまっていると考えられます。
なので、不具合であるとか、悪気があってやってるわけではなく、充電効率を最大限にするため、よかれと思ってやってくれてることなのですね。
Ankerサポートにも問い合わせてみましたが、「回避策はない」ということです。
そもそも、Anker767は常にソーラーパネルを繋いでおくのではなく、晴天の日中になったら都度ソーラーパネルと接続し、日差しが弱まり発電しなくなったら外すという運用を想定しているそうです。
なるほどー。でもそれはめんどくさいですよ!
Ankerのポータブル電源は、常時ソーラー充電運用と相性が悪い
ソーラー発電していないときはポータブル電源からケーブルを抜く。
お日様がでてきて、いい具合に発電できそうな状況になったらソーラーパネルとポータブル電源を繋ぐ。
これがAnker767の正しい使い方だそうです。
しかしながらそんな使い方は、めんどくさがりな僕の性格的にも、キャンピングカーでも使っていきたいという使用環境的にもマッチしておりませんわけです。
つまり、このAnker767のお買い物は、失敗だったということです!
わたしはかなしい!
それでも、Ankerはいい製品ですよ
補足をしておきますと、Ankerのポータブル電源の出来が悪いというわけではないです。
むしろ、品質だったりサポートだったりは、その他メーカーと比べてもやはり優秀と感じます。
このリレー音と重さ以外に、使っていての不満はありませんから。
ただ、今回僕が想定していた「ソーラーパネル繋ぎっぱなし運用」という使い方に、Ankerさんの「安全安心そして便利に使って欲しい」という理念にピンポイントで合わなかったというだけです。
実際、僕と同じ製品・同じ内容で困っているという情報は、ゴーグルで検索した限りではゼロでした。
やはり、イレギュラーな使い方なのだと思います。
と、いうわけで
いい大人が時間をかけて、その結果もっともよいと思われたポータブル電源のAnker767を購入したわけなんですけれども。
18万円という決して安くはない買い物が失敗だったことが判明し、わたしはとてもおちんこであります。
というわけでどなたかAnker767買って下さい。
なんと定価の100%の30万円でいいです。
ポータブル電源難民となったわたしは、再び蓄電探求の旅に出ますよ。
そんなわけで以上、常時太陽光発電からの蓄電運用するならAnker以外で!でした。
本日ご紹介のアイテムはこちらですよ
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